「いろは問題」やってみた
バカリズムさんに「いろは問題」というネタがあって。
「色はにほへど 散りぬるを」から始まるいろは歌といえば、すべてのひらがなを一度ずつ使った文章だけど、「色はにほへど」って冒頭から早速、濁音使ってるよね? っていうことで、バカリズムさんが考案した、濁音を使わない、新しいいろは歌を発表するというネタ。
これを見てふと、自分も作ってみたいなあと思い。
作ってみたのがこちら。
さんたくろおすは きめら
ぬまに なやみ うちあけてる
へそと ひれを ほしゐわ
つか ふゆのねこゑも
よせ
むり
漢字と現代かなづかいにすると
サンタクロースはキメラ
沼に悩み打ち明けてる
「ヘソとひれをほしいわ。つか、冬の猫絵も」
「よせ。無理」
一生懸命悩みを相談する、実はキメラだったサンタクロースに対して、つれない態度の沼。
友達は沼だけなのかもしれないのに、こんな態度とられたら、つらい。
そして意外とギャルっぽい口調の、ヘソのないサンタクロース。
残念ながらバカリズムさんのようにイラストは描けないので、より情景をわかりやすくするため、適切な画像をインターネットから探しだしてみました。
サンタクロースはキメラ
沼に悩み打ち明けてる
「ヘソと」
「ヒレをほしいわ」
「つか、冬の猫絵も」
「よせ」
「無理」
画像があってもやっぱりよくわからなかったし、キメラのサンタクロースなんてGoogleの画像検索では見つからなかった。
ついでに、いらすとやさん の力も借りてみた。
サンタクロースはキメラ
沼に
悩み打ち明けてる
「ヘソと」
「ヒレをほしいわ」
「つか、冬の猫絵も」
「よせ」
「無理」
ちなみにこれを書くために調べていたところ、いろは歌のように、ひらがなやアルファベットなどのすべての文字を使った意味の通る文章を「パングラム(pangram)」と言うらしく。
どこまでいってもパンがついてくるのだった。
(ゆりしー)